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米国株式市場=反発、金融・エネルギー株中心に買い戻し

米国株式市場は反発。前週後半に売られた金融・エネルギー株が買い戻され、S&Pは約1%上昇した。

 ダウ工業株30種は92.84ドル(0.70%)高の1万3358.31ドル。

 ナスダック総合指数は21.04ポイント(0.82%)高の2583.28。

 S&P総合500種指数は14.96ポイント(1.03%)高の1473.91。 

 前週は世界の株式市場が大きく下落したが、この日は企業収益への楽観的な見方が再び高まり、米クレジットをめぐる懸念も後退した。

 スタンダード&プアーズ(S&P)がモルガン・スタンレーの債務格付けを引き上げたことを受けて、金融銘柄が買い戻された。

 また、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連で損失を出していたヘッジファンドが救済されたこと、ゼネラル・モーターズ・アクセプタンス・コーポレーション(GMAC)の住宅ローン部門の損失が縮小したことも、金融セクターをめぐるセンチメント改善につながった。GM< GM.N>の株価は4.9%上昇した。

 アナリストらは総じて、第2・四半期の企業業績について、1週間前よりも明るい見方に傾いている。ロイター・エスティメーツによると、S&P総合500種指数の採用企業の利益の伸びは、前年同期比で6.8%の見通しと、従来見通しの6.0%から引き上げられた。

 J&Wセリグマンのマーケットストラテジスト、ドグ・ペタ氏は「投資家は週末に落ち着いて考えてみて、第2・四半期の企業業績が良好であることをあらためて認識したのだろう」との見方を示した。

 この日の米株式市場は、プラス圏とマイナス圏の間を推移する動きの激しい展開だったが、午後になって、株価の上昇に弾みがついた。  

 大手産業機械メーカー、インガソール・ランドは、小型建設機械事業「ボブキャット」のほか2部門を韓国の斗山インフラコアに売却する計画を発表。インガソール・ランド株は7.5%上昇した。

 月曜日には合併・買収(M&A)関連の発表が多いのが通常だが、この日はインガソール・ランド以外の案件で目立ったものはない。融資条件の厳格化で、M&Aのペースが落ちていると見られる。

 金融株では、アメリカン・エキスプレスが2.7%上昇した。前週に貸倒引当金の積み増しを発表して以来、株価はこれまでさえない展開が続いていた。S&P金融株指数は1.2%高。

 シタデル・インベストメント・グループは、閉鎖のうわさも出ていたソーウッド・キャピタルのクレジットポートフォリオを取得した。

 GMAC傘下のレジデンシャル・キャピタルは、第2・四半期決算は2億5400万ドルの損失だったが、前期の損失からは縮小した。

 決算関連では、予想を上回ったタイソン・フーズが上昇。ベライゾン・コミュニケーションズは、予想通りの増益だったものの、株価は下落した。一方、ベライゾン・ワイヤレスによる買収が発表されたルーラル・セルラーは34.4%高となった。

 一方、住宅市場をめぐる懸念は根強く、アメリカン・ホーム・モーゲージ・インベストメントは、市場取引開始前の電子取引で急落、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での取引が停止された。

 アメリカン・ホーム・モーゲージ・インベストメントは、貸出債権・担保証券の大幅な減損処理を行ったことを受け、取引先の金融機関から追加担保金の差し入れを求められていることを明らかにした。

                   (カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)

     終値         13358.31(+ 92.84)

   前営業日終値    13265.47(‐208.10)

ナスダック総合

     終値         2583.28(+21.04)

   前営業日終値    2562.24(‐37.10)

S&P総合500種指数

     終値         1473.91(+14.96)

   前営業日終値    1458.95(‐23.71)

引用:Sankei Nippo

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2007年08月02日 10:53に投稿されたエントリーのページです。

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